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3月26日付・在メキシコ日本国大使館からのお知らせ/転載




【25日現在の新型コロナウイルス感染症発生状況(保健省発表)及び同日夕刻,定例記者会見の場でロペス=ガテル保健省次官が述べた墨政府の方針要旨等】


1 メキシコ保健省が発表したメキシコにおける新型コロナウイルス感染症発生状況(3月25日19時現在)は次の通りです。

(1)累計症例数:475名(前日比+70)



・25日の政府発表で,トラスカラ州でも感染者が発生し,メキシコの首都,全州に感染者が存在する状況となりました。

・感染者の60%が男性,40%が女性。

・国外感染が74%,国外感染者と接触のあった者が23%,感染経路不明者が3%



(2)累計死亡者数:6名(前日比+1)


(3)感染疑い者数(検査中):1,656名(日本からの来墨者3名を含む)



(4)感染疑いで検査後,陰性が確定した総数:2,445名


2 ロペス=ガテル保健省次官が述べた要旨は次の通りです。

(1)新型コロナウイルスの感染拡大防止のため墨政府が推奨している「健全な距離の維持キャンペーン」(Jornada Nacional de Sana Distancia)は,業務のみならず国民の生活全般を対象とするものであり,その最重要点は,「自宅にとどまるよう」(Quedate en casa)呼びかけることにある。あらゆる国民が外出を劇的に減らし,公共交通機関の使用,多人数での会合を避けることにより,感染拡大のペースを最小限に抑えることが狙いである。


(2)この考えに基づき,連邦政府は,26日から同キャンペーンの終了する4月19日までの期間,必要最小限の事項(国民の生活維持に直結するサービス等)以外の業務を停止する。何が必要最小限の業務に当たり,職員の誰を出勤させるかは,各省庁の長が決定する。民間企業に対しても,市民生活に必要なサービスの提供等は例外となるが,職員が自宅で遂行可能な業務についてはそのようにし,出勤者数を必要最小限とする措置を(極力今週中に)とるよう要請する。


(3)社会保険庁(IMSS)は,体調不良を感じ,新型コロナウィルスに感染している可能性がある労働者のためのアプリケーションを適用する。このアプリケーションを通じたオンラインでの問診により,感染している可能性があるとされる者には自宅療養が指示され,医療機関の受診やIMSS窓口での手続を経ることなく,IMSSの下で,この間の収入補償を受けることが可能となる。

(注:IMSSのアプリケーションサイト:http://www.imss.gob.mx/apps

その他,メキシコ政府が発表している問合わせ窓口は次のとおりです。

(メキシコ政府問合わせ窓口)

・電話:800-0044-800


3 当館ホームページに新型コロナウイルス感染症関連情報を掲載していますので,同サイト等をご参考に,引き続き情報収集及び感染予防に努めてください。



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